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2021年11月の住宅ローン金利 2か月連続で長期固定型の金利が上昇

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住宅ローン金利

2021年11月の住宅ローン金利公表

住宅ローン金利

2021年11月の住宅ローンの金利は変動型金利は前月と変わらず、固定型金利は2か月連続で上昇となりました。長期固定型金利の上昇はアメリカなどの海外要因が強いようです。記事執筆時点ではオーストラリアの金融政策が変更されたことにより長期金利は低下していますが、米連邦公開市場委員会の開催が控えていますので、まだ金利の変動は続くと思われます。

変動金利では、みずほ銀行のネット住宅ローン(ローン取扱手数料型)が0.375%で引き続き最安値となりました。

2021年11月 銀行の住宅ローン金利一覧

銀行変動金利3年固定10年固定20年固定
三菱UFJ銀行0.4750.3900.7401.050
みずほ銀行0.3750.5000.6501.030
三井住友銀行0.4751.0501.2001.430
りそな銀行0.4700.9450.6451.200
三井住友信託銀行0.4450.4700.5700.970
横浜銀行0.4400.6950.7451.200
ソニー銀行0.4570.7140.6001.170
新生銀行0.4500.7000.8001.000
イオン銀行0.5200.4300.670
住信SBIネット銀行0.4401.2501.0601.250
楽天銀行0.5270.7440.915
じぶん銀行0.4101.5501.5801.810

※金利は毎月見直されます。申込時ではなく、借入時の金利が適用されます。
※上記金利は金利引き下げ後の金利です。金利の引下げ幅は、審査結果等により決定します。

2021年11月 フラット35の金利

銀行15~20年21~35年
ARUHI1.2101.330
住信SBIネット銀行1.2101.330
楽天銀行1.2101.330
イオン銀行1.2101.330

※融資比率90%以下、機構団信加入

日銀の金融政策の動向

日銀

10月27,28日に行われた日銀金融政策決定会合で金融緩和の維持が決定されています。

公表された経済・物価情勢の展望レポートでは、新型コロナによる消費への影響が残り、輸出や生産が供給制約により一時的に減速することから実質GDP伸び率の見通しを引き下げました。

黒田日銀総裁は金融政策決定会合後の会見で2%の「物価安定の目標」の実現まで大規模緩和を継続すると話していることから、しばらく住宅ローンの低金利は続きそうです。

参考記事 ➡ ローン金利の上昇に影響大 金融政策とは?

参考記事 ➡ 日銀の金融政策修正、住宅ローン金利への影響は?

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